映画

M.ナイト・シャマランが手がけた名作達を振り返る

M.ナイト・シャマラン監督作品

ミスター・ガラス(2019年)

ミスター・ガラス

2001年に公開されたアンブレイカブル、2017年に公開されたスプリットの続編。

不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24の人格を持つ多重人格者ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、そして非凡なIQと生涯で94回も骨折した壊れやすい肉体を持つ”ミスター・ガラス”(サミュエル・L・ジャクソン)。三人の共通点は、自分が人を超える存在だと信じていること。人智を超える三人の登場人物が織り成す、”スーパーヒーロは実在するか”という問いへの答えに目が離せません。

スプリット(2017年)

スプリット

見知らぬ男に拉致された女子高生3人。監禁された先には異様な雰囲気を漂わせる男が一人。男が目を話した隙に脱出方法を探す3人だったが、部屋の外から聞こえる男女の声。しかし戻ってきたのは女性の服に身を包む謎の男。23の人格、新たに出現するもう一人の人格。多重人格を持つ男からの手に汗握る脱出は、一瞬も気が抜けません。多重人格を持つ男を演じるジェームズ・マカヴォイの演技は圧巻の一言です。

ヴィジット(2015年)

ヴィジット

15歳の姉と13歳の弟は、1週間祖父母家に滞在することになる。初めて訪れる祖父母の家には3つのルールがあった。①「楽しい時間を過ごすこと」②「好きなものは遠慮なく食べること」③「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」。この3つのルールにはいったいどんな意味があるのか、そしてこのルールを破った先に待ち受けるものとはいったい...

アフター・アース(2013年)

アフター・アース

居住不可能となってしまった地球から、人類が去って1000年。レンジャー総司令官とその息子が、事故により地球に不時着する。居住不可能となった惑星地球で、親子の絆が試される。トラウマを抱える息子と、それに立ち向かう息子を見守る父の姿には、どこか共感できる部分が多いかもしれない作品に仕上がっている。レンジャー総司令官を演じるウィル・スミス、その息子を演じるジェイデン・スミスは実の親子であり、2人だからこそ表できる親子の絆を見ることができる。

デビル(2011年)

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エレベーターという密室に閉じ込められた5人の男女。照明が消えると1人、また1人と無残な死を遂げていく。密室のエレベーターという極限状況に置かれた男女が作り出す疑心暗鬼から生まれるホラーと、悪魔というオカルトな要素が生み出すホラーが融合した作品。ホラー要素に目を奪われず、謎解き要素にも注目出来れば、面白さが倍増する作品。

エアベンダー(2010年)

エアベンダー

火・水・土・気という4つのエレメントという存在が世界のバランスを保っているという世界観の作品。元々原作が存在する作品を映像化しており、M.ナイト・シャマラン監督の普段と違うテイストの作品を見たいという方には一見の価値があるかもしれません。

ハプニング(2008年)

ハプニング

ある日突然、アメリカ全土からミツバチが消えた。この異常現象を皮切りに、世界中の人々が突然死に至る原因不明の病が蔓延し始める。人類滅亡の危機に直面した主人公(マーク・ウォールバーグ)は家族を守るために安全な土地を目指す。希望を捨てずに原因究明と逃避行を続ける主人公に待ち受けるものとは。私たちが未知の何かに迫られた時に、何ができるのか改めて考えさせられる作品です。

レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年)

レディ・イン・ザ・ウォーター

アパートに突然現れた女性。伝説の水の精霊であるその女性を救うために、団結するアパートの住人達を描いている。水の精霊という遠い存在を中心に展開していく人間模様は、他人との関わりが希薄になっている現代を生きる我々に訴えかけるものがあるような気がしないでもない。

ヴィレッジ(2004年)

ヴィレッジ

周囲を森に囲まれた村で過ごす人々は幸せに暮らしていた。しかしその村には3つの掟が存在した。①森に入ってはならない②不吉な赤い色を封印せよ③警告の鐘に注意せよ。そして村を取り囲む森には未知の怪物が潜んでいると噂されている。掟が存在する理由とは、怪物の正体とは、謎が謎を呼ぶ展開に結末まで目が離せません。

サイン(2002年)

サイン

突然各地に出現するミステリーサークル。そして現れる宇宙人。未知の生命体の存在と直面することで、自らの信仰と家族愛を再認識していくストーリー構成。最近何か大切な事を忘れてしまっている気がする時に見てみると、忘れていた事を思い出すきっかけになりそうな作品。

アンブレイカブル(2001年)

アンブレイカブル

突然の列車事故、主人公デヴィッド(ブルース・ウィリス)以外は全員死亡。どうして自分だけが生き残ったのかと悩む主人公の前に、イライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)が現れる。そして、デヴィッドこそ不死身の肉体を持つ男であると告げる。自分の運命を知ったデヴィッドはどのような生き方選ぶのか、突然現れたイライジャの正体はなんなのか。ラストシーンを目にするまで居眠り厳禁な作品です。

スチュアート・リトル(2000年)

スチュアート・リトル

リトル家には夫妻と息子のジョージ、猫のスノーベルがいた。物心のついたジョージは、遊び相手の弟を欲しがっていた。そんな息子の元にやって来たのは、ネズミだった。初めはその事実を受け止められないジョージだったが徐々に気持ちが変わっていく。しかしそれが面白くない猫のスノーベル。癒しが欲しいそんな時には、人とネズミと猫が織り成すドタバタコメディ映画は最適です。

シックス・センス(1999年)

シックス・センス

高名な精神科医であり小児心理学者でもあるマルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)は、担当していた患者の凶弾に倒れてしまう。リハビリを終えたクロウは、特殊な第6感を持つ少年コール・シアー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)を担当することになる。第6感により死者を見ることが出来る少年との出会いで、クロウ自身の心も癒されていくが。最後に待ちうけるのは誰も想像していなかった真実だった。

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