マーク・ウェブが手がけた作品一覧
さよなら、僕のマンハッタン（2017年）
大学卒業を卒業したトーマス(カラム・ターナー)は、親元を離れ、ロウワー・イーストサイドで一人暮らしを始めた。アパートの隣人W.F.ジェラルド(ジェフ・ブリッジス)との出会う。初めは距離のある二人だったが、トーマスはW.F.ジェラルドから人生のアドバイスを受けるようになっていく。ある日、トーマスが想いを寄せる古書店員のミミ(カーシー・クレモンズ)と行ったナイトクラブで、父(ピアース・ブロスナン)と愛人ジョハンナ(ケイト・ベッキンセイル)の密会を目撃してしまう。W.F.の助言を受けながらジョハンナを父から引き離そうと躍起になるトーマスだったが、「あなたの全てを知っている」という謎めいた彼女の魅力に溺れていくことに。4人の登場人物が繰り広げ人間模様と、主人公トーマスの葛藤から目が離せません。
gifted/ギフテッド（2017年）
フロリダの小さな町で過ごす7歳の女の子メアリー(マッケンナ・グレイス)は、独身男のフランク(クリス・エバンス)と片目の猫フレッドとささやかに暮らしている。2人と１匹のささやかな幸せは、メアリーの持つ天才的な才能が明らかになることで揺らぎ始めてしまう。メアリーが特別扱いされることを頑なに拒むフランクだったが、そこにフランクの母エブリンが現れる。孫のメアリーの才能を伸ばすために、英才教育を施そうとする。それは勿論メアリーとフランクを離れ離れにすることになる。そして、フランクには亡き姉から託されたある秘密があった。メアリーにとっての本当の幸せはどこにあるのか、フランクとメアリーは離れ離れに暮らすしか道はないのか。もしも自分の子供が特別な才能を持っていたら、何がベストな選択なのかを考えさせられます。
アメイジング・スパイダーマン2（2014年）
アメイジングスパイダーマン(2012年)の続編となる今作は、スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守る顔と、一人の男性として恋人グウェン(エマ・ストーン)との愛を育む顔を持つピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、忙しくも充実した日々を送っていた。しかし、彼の旧友で巨大企業オズコープ社の御曹司であるハリー・オズボーン(デイン・デハーン)が街に戻ってきたことから、ピーターの生活は少しずつ狂い始める。平凡な青年であることと、スパイダーマンとしての大いなる責任の間で葛藤してきたピーターに、更なる試練が襲い掛かる時、どのような選択を強いられるのでしょうか。
アメイジング・スパイダーマン（2012年）
ピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、パッとしない高校生。正義感は強いが、女子にはモテない。両親は彼が幼いときに謎の失踪をとげ、今はベンとメイの伯父夫婦に愛情を注がれ育てられている。ある日ピーターは父の消息を探るため、オズコープ社で遺伝子を研究するコナーズ博士を訪ね、実験中の蜘蛛にかまれてしまう。翌日、ピーターの人生は激変する。蜘蛛のように自由自在に動き回れるパワーとスピード、超感覚で危険を感知する“スパイダーセンス”を身につけた。ピーターは持ち前の正義感とその能力で悪と闘い、気付けば“スパイダーマン”と呼ばれるスーパーヒーローとなっていた。パッとしない高校生がスーパー能力を持った時、どのように変化していくのかといった視点で見るのもおもしろい。
５００日のサマー（2009年）
運命の恋を夢見る男の子と、真実の愛なんて信じない女の子、そんな2人が出会うことで始まる最低で最高の500日。 建築家を夢見て会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、秘書として入社したサマー(ゾーイ・デシャネル)に一目惚れしてしまう。意気投合し、いいムードになった二人。トムがサマーに「彼氏はいるの？」と聞くと、サマーの答えはノー。恋愛と友情の間に果てしなく広がるグレーゾーン。人を好きになるって、どうしてこんなに楽しくて切ないんだろう。誰もがまた恋をしたくなる、二人の（500）日が幕をあける。